2022年夏休みに、逗子市立逗子小学校にてサマースクールを開催いたしました。昨年度の5年生の総合学習で「プラスチック循環」の授業を担当させていただいた際に、とてもお世話になった担任の先生がおつなぎくださいました。

とくに小学2年生の参加が多かったですが、「年間どのくらいのプラスチックごみが海に流れているでしょうか？」という問いに対し、多くの子どもたちが「③800万トン」という回答に手を挙げていました。

サマースクールでは、海洋ゴミから生まれたプロダクト「buøy」を作られている株式会社テクノラボ様のご協力で、プレス成形機をお借りして実施しました。なかなかオペレーションが不慣れでご参加された皆様にはご不便をおかけいたしましたが、なんとかおさかなキーホルダーを制作。

このようにさまざまな海岸で回収された海洋プラスチックごみの「採取地」を記載しながら、新たな「素材」として提供されています。弊社では、教育現場から排出されているプラスチック教材を回収し、粉砕して「素材化」したものを保有しているため、海洋プラと混ぜながら、その活用の仕方を体験で学びました。youtubeチャンネルにてワークショップ風景を公開していますので、よろしければご覧ください。

理科のような、図工のような。はじめてのプラスチック工作の時間。一期一会の色との出会いを楽しみました。

プラスチックという「素材」をよく知り、作り手として「愛」を持っているからこそ生まれた製法を体験でき、私たちも学ばせていただきました。今後もこのような、素材を知り、活用を知る機会を開催していきます。

関連サイト

海洋ゴミから生まれたプロダクト「buøy」